昭和19年から2年半、東京都江東区東川小学校の3年生から6年生が疎開され、本堂で過ごされました。なにしろ50名、食料のない時代に食べさせるのは大変だったと思います。門徒さんに食べ物を分けてもらいに、先々代の住職はリアカーを引いて歩いたそうです。先々代の三十三回忌にあわせて、疎開されていた星野叔子さんが、とても美味なあんこを手作りして送ってきて下さいました。餅米3合を炊いてお供え下さいとのこと。
しかし門徒さんからいつも頂戴していて、作ったことがないのです。炊く時に、お酒を入れると良いと言われ、おいしく炊けて大成功。9等分した時は小さいと思ったのですが、あんこで包むとすごい巨大化。おはぎは秋。春は牡丹餅と言うそうで、甘党の先々代は大きい方が喜ぶでしょうと言い訳。これも先々代から繫がっているご縁によるもの。先々代の功徳に感謝してお供えさせて頂きました。とってもおいしかったです。自画自讃。
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