2020年2月19日水曜日

2月の生花

蝋梅は2ケ月すばらしい芳香を放っています。万両など葉物を追加しました。染あじさいや赤柳は10月末から、松や万両は正月から、まだまだ元気です。素材を長く生け変えながらアレンジしていくのも楽しい発見があっていいものです。雑巾講の二胡とギターのグループの萍聚(ぴんじゅい)のギター担当の熊木さんから毎年啓翁桜を頂きます。桃やソメイヨシノとも違い、日持ちして散りにくいので、花材としてオススメです。

雑巾講 讃岐うどん



四国生まれの住職がここが一番うまいと交渉した香川県観音寺の「つるや」から手打ちうどんを雑巾講のために直送してもらっています。出汁は、しいたけ出汁と、昆布、混合節の出汁を別々に作って、秘伝の配合をしております。コンサートの後半から住職と米山さんと、三条別院から強力な助っ人小原さんに手伝って頂き、スタッフあわせて50人前を一気に5つの鍋で茹であげます。讃岐うどんは茹で時間が長いので、これがなかなか大変な作業です。最初はネギと生姜で釜揚げで、その後は、卵を入れて卵ぶっかけで頂きます。今年は三条の米山裕子さんからお手製のりっぱな梅干しを頂き、卵ぶっかけに入れるとあっさりしてこれまた美味~。みんな箸が止まりません。なごやかに今年の雑巾講が終わりました。ごちそう様でした。

雑巾講 萍聚(ぴんじゅい)コンサート


2月17日午後1時30分から雑巾講を行いました。もう17年も続いています。
毎年参加するのを楽しみにして下さり、1時間前からおいでになり、楽しげに談笑しながら雑巾を縫って頂いておりました。縫って頂いた雑巾は10月に三条別院に寄贈します。2時からは二胡とギターを演奏される萍聚(ぴんじゅい)のコンサートが1時間行われました。普段はユニットやソロとして活躍されていますが、1年に1度この雑巾講のために結集するのが萍聚です。それぞれ他の職業をされていますが、もう17年もされていますと、プロですね。MCもバッチリです。全11曲を演奏されました。すばらしかったです。住職も2曲参加させて頂きました。


2020年2月15日土曜日

雑巾講 出汁準備

住職が出汁の準備にとりかかりました。みりんと酒を煮切り、しいたけ出汁と、昆布と混合節の2種類を別々に作ります。これを当日秘伝の配合で割ります。とってもおいしいです。2月17日月曜日13時30分から讃岐うどんと二胡のコンサートがありますので、是非ご参加下さい。予約、参加費不要です。

蝋梅

門徒の方から毎年蝋梅を頂きます。とってもいい香りがします。花持ちがいいので、2ケ月間で少しずつゆっくり蕾から花が開いていきます。北国の春を迎える気持ちの準備期間にはぴったりです。

雪の石庭


干支のちぎり絵

門徒の方から昨年イノシシのちぎり絵を頂き、1年間飾らせて頂きました。年末にご主人を亡くされたばかりなのに、1月に月参りに伺ったら、今年のちぎり絵を作っておいて下さいました。ねずみの背中の丸みや毛質など表現が凄いです。今年一年間ねずみのちぎり絵が玄関でお客様をお出迎えしています。是非直接ご覧にお参り下さい。

BSN 新潟名刹紀行 放送


2月29日BSNテレビ午前9時55分から10時までの5分間、福宝提供の「新潟名刹紀行」で改観寺のことが放送されます。取材当日は1月23日でお地蔵様の日でしたので、川口の地蔵講も少し映っています。4月に行う人形説きの法話や寺カフェについてインタビューを受けました。是非ご覧下さい。

2月17日 雑巾講 宣伝開始

2月17日13時30分より雑巾講を行います。1ケ月前から掲示板で宣伝しています。
17年前から行っている行事。冬は集まりがなく、家にこもって寂しいというお年寄りのリクエストで、冬に行う行事です。大掃除ででてくるいらないタオルを雑巾にします。このお講をめざしてみんな冬中せっせと縫ってきます。「生活にはりができるよ」と言われます。当日縫っても大丈夫なのですが、みんなだいたい仕上げてきて、おしゃべりしながら縫っています。女学生時代を思い出すわ~という人がいたり、男性は小学校以来初めて運針するという方も。雑巾は三条別院にご寄付して災害などにも使って頂きます。20分縫ったら、二胡のコンサートが1時間。それから住職手作りの讃岐うどんがでます。予約不要、参加費不要、どなたでもご参加下さい!

祝蕾 春の味



春先にしか売っていない祝蕾です。芽キャベツのような生え方をします。ほろ苦さがたまりません。炒めものもいいですが、生のままだし醤油に生姜を刻んで揉めば、3時間くらいでおいしいお漬物ができます。お酒のつまみにおすすめです。