黒衣の同朋会
〜 人形師 安藤 秀明師による人形説き法話〜
改観寺では、世の中が感染症の見えない恐怖に怯えて、ギスギスしている時ほど、仏法に耳を傾け、先人たちの教えに触れて、いのちの尊さについてご家族や地域の人たちと考えたいと、東京から人形師の安藤 秀明師をお呼びして、人形による仏法法話をして頂くことになりました。
お寺は観光だけでなく、地域に密着した親しみやすい場としてのお寺の役割も見直して頂きたい、そして、自分自身を見つめ直すひとときにして頂きたいと、長年にわたり寺カフェやコンサートなどを通して本堂や庭などを公開してきました。
今回開催するにあたり、大人用・子供用マスクを準備し、入堂する際にはアルコール消毒をして頂き、名簿に住所氏名と記載して頂くことにしました。薬剤師・看護師を各1名ずつ待機して頂く予定です。
また住職は、八代蓮如上人が書かれた「疫癘(えきれい)の御文」を拝読します。550年前に疫病が流行りました。その当時は改元したり、全国の寺社に祈祷令がでたりしたなか、パニックにならずに、どのように生活したらいいのかを説かれた手紙で、それを読んだ人々は落ち着きを取り戻したといわれているものです。<黒衣>は、明治に活躍した宗教家、清沢満之がミニマム・ポッシブルという自戒生活で黒衣で過ごされたことに由来しています。
<公演日時> 2020年4月3日(金曜)人形説き公演は1時間30分
公演時間 13:30〜15:40(正信偈勤行と御文拝読もあり)
<出演者> 人形師 安藤 秀明
ひとり人形芝居、本願寺派布教使、東京在住、NHK「新☆三銃士」
「おかあさんといっしょ」等出演多数
<演目>
王様とハトとタカ(ジャータカ物語より(お釈迦様が生まれる前のお話))
人間のなかで一番偉い王様のところにタカに追われたハトが助けを求める。
王はタカに交渉するが、タカは私も食べて生きていかなければならないと主張する。王はハトを秤にかけ、ハトと同じ量の自分の肉を削いでタカにあげることにしたが、ハトのいのちは王のすべての肉を捧げなければ同じにはならなかった。人間の中で一番偉い王も、ハトも、タカも大切ないのちを生きているうえでは等しいというお話。
飴買い幽霊(長崎に伝わるお話)
中国の話が日本各地に流布した。母の子を思う気持ちが感じられるお話
<料金> どなたでも無料 自由席(予約の必要はありません) 駐車場無料
<会場> 真宗大谷派 東護山 改観寺 本堂
新潟市秋葉区川口 145
<連絡先> 改観寺(0250−22−4095)
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