2021年8月12日木曜日

8月の生花










 

8月の法語



 

住職は猛暑でも奮闘中




観測地点 全国1位の猛暑の秋葉区、35~37℃が続いておりますが、お盆の準備のため、住職は汗を拭きながら、永代墓の水圧による洗浄や、門徒の皆様が集まる客殿を少しでも涼しくしようと、初めて客殿にスダレをかけてみました。

川口 勤行講 総会



7月25日 川口の勤行講、一味会の総会が行われました。感染症の影響で、川口の同朋やその家族が亡くなった時に正信偈をお通夜にお勤めする一味会は、通夜が家族葬になっているためお願いされることが少なくなりましたが、真宗の教えを聞法するため、住職の法話や勤行、総会と変わりなく活動しています、

2021年8月9日月曜日

7月法会 講師:米山裕子師



 7月の法会講師は三条から米山裕子師。4年間阿弥陀経についてお話頂いた。法会の皆さんは最初は阿弥陀経はお寺さんに読んでもらうものだと思っていましたが、今は上手に皆で阿弥陀経を読誦することができます。米山師は病をおしてウイッグで登場。今度は紫のウイッグを特注中だそうです。十方衆生が讃嘆する浄土の世界を感じ取れるように説き続けて下さいましたし、阿弥陀経だけでなく、いろんなお経がつながって広やかな世界があることを教えて頂きました。

7月 結小学校3年生100名見学



毎年恒例の結小学校3年生100名が地域探検授業で来られました。東京都江東区の小学校3~6年生50名の疎開児童の話や、国へと供出され、人を殺す兵器になった大鐘の話、村人が守りぬいた江戸中期の小さい鐘の音を聞かせながら、400年近く前の人々へ思いを馳せました。疎開絵師や戦死した兵隊さんのお墓、にいつ昔ばなしに載っている「洪水を知らせたお地蔵様」「婆婆池」のお話をしました。最近は分譲地の子供たちが増えて、畳が続く部屋や大廊下、そして日本庭園などにびっくりしていました。

 

7月の生花 ユリ








 

2021年8月8日日曜日

7月の法語



 

七夕は笹寿し


毎月7日に月参りのご門徒さん(御年89歳)は毎年7月は笹寿しを手土産に下さいます。

クルミ、デンブ、ヒジキ、鶏そぼろ、まいたけの甘煮など、とにかく手が込んでいて、おいしいので、バクパク何個でもたべれちゃいます。一番感動なのは、薄焼き卵を星型にカットしていること。どんなに忙しく、世の中が騒がしくても、ひとつひとつ楽しむことを忘れない生き方に感動しました。

2021年8月7日土曜日

6月 紫陽花



ツゲ(アリ被害)

 





中庭の弱っているツゲは、今年はアリの総攻撃にあって、どんどん穴をあけられていく。アリ退治用に置く薬を置いていたので安心していたのだが、最近は全然効かない。アリの耐性がどんどん強くなっている。造園家に相談したところ、幹のなかのクッションのようになっているところをくり抜けば、皮一枚でもなんとかツゲは生きるのだそうだ。しかし大風が吹くと揺れがひどくなっている。剪定でのぼることはもはや不可能になった。「大雪でよくツゲが折れなかったですね」と造園家に言われた。ツゲが勝つか、アリが勝つのか、自然とは厳しいものです。

6月庭花 カラー、ユリ、紫陽花





 

6月法会 講師:坊守


6月の法会は、唐の時代に活躍された善導大師の「二河白道」をお話しました。貪欲の水と嗔(いかり)の火に荒れ狂う河にかかる、僅か20cmあまりの白道をお釈迦様の発遣(おすすめ)と阿弥陀様の招喚(よびかけ)によって歩んでいく、この求道心のお話は何百年も語り継がれたもので、生き方を問い直すにはわかりやすいし、奥深い。絵解きとして、白道の絵と一緒に語られてきたものです。

 

総代さんがんばる!


6月に第2回目の除草剤散布を仲川総代長と志田維持部長にして頂きました。
蒸し暑いなか、有難うございました。作業のあいまにお寺の未来について話がはずむのが楽しいです。

6月庭花 カンゾウ



 佐渡に群生することでも有名なカンゾウを生けてみました。自然には茎が長く、コスモスのように風にゆらゆらと揺れるカンゾウですが、まとめて生けるとゴージャスです。3代前には医者も一緒にしていたので、薬として植えたものかもしれません。

6月の法語


 


5月法会(講師 住職)



 5月22日法会は住職担当で、連続シリーズで親鸞聖人が作られた和讃をお話しています。

「智慧の光明はかりなし 有量の諸相ことごとく 光暁かふらぬものはなし 真実明に帰命せよ」から、有量と無量、知恵と智慧、無量光と無礙光、真実と真理についてお話しました。

6月 本堂鬼瓦修復


ステンレスの特注の板の上に鬼瓦のせて固定する




鬼瓦は特注なので焼くのに3ケ月かかります。やっと屋根瓦修復が始まりました。大きな鬼瓦は30万かかるので、2つ注文できず、新品とでは色が違いすぎるので、苦肉の策で大鬼瓦は後堂にまわし、小鬼瓦を前堂にもってきて、鬼瓦の下をステンレスの板で固定して、グシの瓦を1枚ずつモルタルを塗りこめました。落下した雪の重みで被害にあわないような対策を施しました。見積の半分ほどは、なんとか保険でまかなえそうです。


6月の庭花

庭のシャクヤクと門徒から頂いた紅花

前庭の大岩の上に南天と藤が寄生しています。どこからか鳥が運んだのか、風にのってきたのか、たぶん物心ついた頃から生えていましたので50年以上でしょう。大きな野生の藤が蔦を延ばしていることからすれば、ここの藤は灼熱の夏や風雪に耐えうるぎりぎりの高さでがんばっています。30年ぶりの大雪にも折れることはありませんでした。




庭のシャクヤクなどで生けてみました

 

前庭 モミジ 



モミジは冬場の枝ぶりだけを味わうのも趣はありますが、新緑の頃はびっくりするくらい葉が茂り、だんだんと赤いから緑へと変わっていきます。この5月にだけみれる赤いモミジの光景です。秋にはこんなに赤くならず、緑のままです。