2025年8月12日火曜日

お盆の生花 


玄関で夏らしい向日葵と秋のススキがお出迎え


クルクマなど南方の雰囲気で生けてみました


          このユリは八重のユリで花粉がつきません。

          バラのような艶やかさをもったユリなので、

          満開になったら、派手やかになると思います。




皆様の接待をする客殿のお花としつらえです。
冷たいお茶とお菓子を用意してお待ちしております


本堂では御供物に早生梨の「八雲」を飾りました。
暑くても、腐らず、長持ちします




 

じょんのびコンサート 住職脚本演出による子どもたちとのコラボミュージカル

           今年のコンセプトは万博!

           各国の文化を理解し、尊重し認め合う、万博の

           原点にそって、中国、アメリカ、ロシアの文化

           を紹介する音楽劇となっています。



           中国の紹介



ミャクミャクをイメージした帽子を演奏者にかぶって
もらいました

           ロシアの紹介 マトリョーシカをイメージ




1970年の万博を振り返って、住職は三波春夫を演じています


出演者みんなでの記念撮影

第2部のみ、YouTube「改観寺」で配信しています。
どうぞご覧下さい

 

7月13日本堂じょんのびコンサート



 第1部は、ヴァイオリン廣川抄子さん、サックス田村亮太さん、ピアノ渡辺乃亜さんによる

アンサンブルをお楽しみ頂きました。

1日2回、14時と18時の公演でした。

観客の方々は、しばし日常の喧騒を忘れて、すてきな音色にうっとりと聴かれていました。

2025年8月8日金曜日

総代さん有難う! 防虫剤・除草剤散布



 6月29日コンサート用、8月1日お盆用に防虫剤・除草剤を散布して頂きました。

総代(総代長仲川甚市さん、阿部卓さん、志田裕栄さん、仲川健攻さん)

有難うございました~。

お疲れ様でした!

消防点検・消防訓練

 


秋葉区消防署の定期消防訓練(通報・誘導・消火)






小林防災による煙探知確認と消火器点検

2025年7月2日水曜日

じょんのびコンサート、一生懸命リハーサル中

 






7月13日(日曜日)本堂じょんのびコンサートのために、
音楽家と子どもたちが、住職の脚本にあわせて、リハーサルを重ねています。
第一部は音楽家によるコンサート、
休憩中に4つの庭と絵画をみて頂いて、
その間に出演者は一生懸命着替えをしています。
そして第二部は住職が脚本・演出するミュージカル風の演劇がはじまります。
ダンスもあるし、セリフも覚えないといけないので、
打ち合わせを重ねています。
今回は特にエンターテイメント性が高く、
短い間に衣装を変化させないといけないため、
段取りを覚えておかなければなりません。
衣装がとってもカワイイです。
14時と18時2回の公演です。
予約はいらないので、是非見に来てください!
一期一会、もう二度と見れないコンサートです!
お待ちしています

本堂前庭に100年以上前に自然に根付いた藤、花と実をつけました





自然に風か鳥が運んできて根をはった藤。
大雪にも台風にも、50℃を超える灼熱の石の上でも、
なんとか最低限の丈をキープして生きています。
昨年は自分で体力が持たないと判断したのか、花が咲きませんでしたが、
今年は花を見事に咲かせ、実をつけました。
お盆頃の灼熱の暑い石に実がつくと、焦げて房が茶色になってしまいます。
それほどの過酷ななかでも、生きのびています。
そのたくましさにいつも勇気をもらっています。
是非見に来て頂き、「がんばってるね」って藤を褒めてあげてください

 

映画監督 森 達也さんの講演を聞いてきました


 


森さんは中高生の時は新潟に在住だったそうです。
ネットなど過激な情報にさらされていると、恐怖に感じて、
個人では弱いので集団化していく。
すると同調圧力が強くなり、敵か味方か、二元化して、
同調しないものを差別や排除していくのだそうです。
そして自分の感覚を集団に委ねてしまい、強いリーダーが欲しくなる。
周りに合わせているから、理由も本人は分からず、集団で暴走していく。
その個が弱く、集団に隷属する傾向にあるのが日本人。
つまり日本人は集団になった時に最も危険な民族なんだそうです。
歎異抄の「さるべき業縁のもよおさば、いかなるふるまひをすべし」のように、
人は過ちをおかすものだ、絶対正義などありえない。
いろんな視点や意見を許容し、組織に完璧に身を委ねない、
個の力の大切さを話されました。

2025年7月1日火曜日

中庭、後庭 夏の爽やかな庭に変身



後庭剪定前



                   後ろ庭剪定後






中庭剪定後


らう造景から剪定してもらいました。
丸く剪定してもらったので、
来年も色とりどりのボールのように花が咲き、
みんなを楽しませてくれることでしょう



本堂前 ヒイラギを残念ながら伐採→リュウノヒゲ植栽へ




ヒイラギは樹齢が長いと葉はギザギザにならず、丸くなるようです。
かなりの大木でしたが、ウロができて倒木のおそれもあり、
らう造景から伐採作業をしてもらいました。
何十年お世話してきましたが、
伐採となると、あっという間に切られていきました。
そのあと、リュウノヒゲを植栽したら、とても明るくなりました。
岩の形や、いままで隠れて見えなかったモミジがよく見えて、
庭の奥行きがでてきたように思います。

 

2025年6月30日月曜日

ツツジ 満開が続き6回咲き誇る




今年はGWの乾燥した時期に雨が多かったせいか、ツボミがたくさんついて、
花を摘んでも、また咲き誇り、6回も楽しめました。
こんなこと初めてです。
咲き初めは例年と同じでしたが、5月は朝晩の気温が低かったため、
花持ちが良かったのだと思います。
是非来年は5月から6月に散歩がてら、お参りにいらして下さい。
以前は寺カフェをしたこともあったのですが、
花の時期が予想不可能なため、
なかなか日時を決めてのオープンガーデンが難しいのです。



 

2025年6月23日月曜日

渡辺様 年忌法要を執り行わせて頂きました





  渡 辺 様 

安部 亜子様の十三回忌法要を6月14日に行わせて頂きました。

阿弥陀経勤行、墓経をさせて頂きました。

ここにご報告させて頂きます。

当日の中庭の様子です。

すこしでもお寺にお参り頂いたように感じて頂きたく、

中庭風景を一緒に載せさせて頂きました。

体調が良い時に、今度は是非直接お参りできますことを念じております。

2025年5月12日月曜日

本堂じょんのびコンサートは7月14日!2回公演だよ~


 




20年続いている本堂じょんのびコンサート、
今年は第一部はヴァイオリン、ピアノと、サックスによるアンサンブル、
第二部は、住職が脚本・演出・出演をします。
プロの音楽家と地元の子どもたちによるミュージカルを行います。
14時と18時の2回公演です。
予約は必要ありません。
一期一会の、こんなの見たことがない、そんなコンサートです。
是非足を運んでみて下さい!

25年以上続いている雑巾講(二胡とギターのコンサート、讃岐うどん食する会)始まるよ~





 


83歳で僧侶になった村木ムメさんをご縁に始まった雑巾講も

25年以上毎年続いております。

雑巾を縫って三条別院に寄贈し、災害などに役立ててもらいたいと行っております。

皆様のご厚意に感謝して、サイクマ&IZUMIによる二胡とギターのコンサートを行います。

その後で、香川県観音寺の有名店から直送していただいた手打ちうどんを、

住職が5日間かけて作った専門の出汁で釜揚げうどんにしてみんなで食します。

絶品です! 上の写真は去年の様子です。

 予約なし、参加費はいりません。

是非ご参加下さい。楽しい時間を過ごしましょう~

中庭 早生ツツジ満開です






今年は雨と晴れが交互に続き、ツツジがきれいに咲き揃うことができました。

来られたお客様から歓声があがるほど、見事に咲き誇っておりました。

これから徐々にいろんな色のツツジや、斑の入ったツツジなどが長く楽しめます。
 

2025年5月11日日曜日

「福田村事件」で国際賞を受賞した映画監督、森達也さんの講演会


 映画監督である森達也さんは、

関東大震災の時に、在日朝鮮の人たちが井戸に毒を入れたというデマが流れ、

そのことを信じ込んだ自警団の人たちは、罪のない朝鮮の人たちを殺害したという

事件を映画化しました。

井浦 新さん主演の映画「福田村事件」は、釜山国際映画祭ニューカレンツ賞を

受賞しています。

混沌とした国際情勢のなかで、どのように見て考えていったらいいのか、

森さんのお話に耳を傾けてみませんか?

大谷派で初の外国人の住職、ジェシー釋萌海 師の法話会


 


ジェシーさんは、最初は武道や尺八の興味から来日されました。
母国スイスでは安楽死は合法です。
彼女のお母さんは安楽死を選ばれました。
「いのちとはだれのものか」
絶望のなか、出遇ったのが仏法でした。
日本語で試験を受けて僧侶になり、法話をしていくなかで、
門徒と一緒に歩みたい、住職になりたいと願いました。
しかし外国人が住職になるのは、法律や体制作りがとても難しく、
誰もが「あきらめなさい」と彼女に伝えました。
やがて彼女の篤い願いが受け入れられ、
福井のお寺の住職に昨年就任されました。
ジェシーさんのお話を聞いてみませんか?

2025年5月8日木曜日

4月法会(坊守担当)朝ドラ「あんぱん」と菩薩道




 


アンパンマンのテーマソングの歌詞
「なんのために生まれて なにをして 生きるのか 
こたえられないなんで そんなの やだ!」
はぐっときます。

朝ドラ「あんぱん」の主人公「やなせたかし」さんの
「手のひらを太陽に」の歌詞
「ぼくらはみんな生きている 生きているから かなしんだ」は、
終戦後の日本人が誰しも実感したことでしょう。
トンボもアメンボもみんな友だちだという考え方、

そしてヒーローであるアンパンマンは武器で敵を攻撃するのではなく、
自分の身をちぎって困っていく人を助けていく、
バイキンマンとも共存し、善悪二極化しない。
その根底には仏教思想があるのではないか?

お釈迦様の前世をまとめたジャータカ物語、
聖徳太子が建立した法隆寺の玉虫厨子に描かれた「捨身飼虎図」
手塚治虫の「ジャングル大帝レオ」結末、
「焼身したウサギが月のなかにいる」という今昔物語
を例にして
自利利他円満を目指して修行する菩薩道
についてお話した。

最後に「アンパンマンたいそう」の歌詞
「アンパンマンは君さ 君はやさしいヒーローさ」に、
ヒーローに助けてもらうだけでなく、
ヒーローに自分もなれるという、
未来に対するやなせさんのメッセージが込められていると感じた。